演劇集団舞台工房とは
山形大学小白川キャンパスで活動する演劇団体。
普段の稽古場となる占有の活動部屋を、公演時には小劇場に作り変えて上演を行うのが特徴。
所属キャンパス・学部・学年を問わず、約30名が所属。メンバーの約半数が大学から演劇を始めている。
公演をつくる役割
演劇は「演じる」だけじゃない。

キャスト
舞台上で演技を行う。
希望者多数の場合、オーディションを行って選出される。求められる演技スタイルは、脚本や演出の指針によって異なる。

演出
作品の方向性を管理する。
脚本の中の世界をどのように舞台上で表現するかを考え、キャストや他スタッフに指示を出す。オーディションでのキャスト選出なども行う。

舞台監督
公演全体を管理する。
公演までの稽古スケジュールや各役割の作業の進捗状況などを管理する。

照明
作品を光で彩る。
脚本に合わせて、照らす明るさや色、位置、タイミングなどを考える。理想の位置に照明器具を設置して、上演時にはその操作を行う。

音響
作品を音で彩る。
脚本に合わせて、舞台のスピーカーから流すBGMや効果音を選出し、音量やタイミングなどを考える。上演時には音響操作を行う。

道具
舞台上にある物を作る。
脚本に合わせて、食器や武器などの小道具や、テーブルやドアなどの大道具など、使用する物やその配置などを考える。稽古場を小劇場に作り変える際の工程なども管理する。

衣装メイク
キャストを魅せる。
上演時にキャストが着用する衣装や化粧などについて考えたり、衣装の制作や上演直前のメイク補助などを行ったりする。

制作
観劇前の第一印象を作る。
公演のポスターやチラシなどのデザイン、印刷などの管理を行う。観劇予約をするためのフォームや観劇後アンケートを作成したり、その回答情報を管理したりもする。

広報
公演を、舞台を伝える。
SNSで公演情報やその他企画物を投稿する。上演作品を紹介するといった動画を作成することもある。